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レター内容

2019年09月09日(月) | お知らせ

パコムからのメッセージ【8月】

2019年8月
 
パコムからのメッセージ【8月】
 
長かった梅雨もようやく明けて、いきなりの猛暑、夏本番です。
令和元年という節目の年にパコムは、25期を迎えることになりました。
といっても、何ら変わることのない日々ですので、いつものことを粛々とやってまいります。

私自身が大阪に通勤して30年近いのですが、実は一度も天神祭を見たことがありませんでした。
天神祭の日は、仕事を終えたら、浴衣姿の人たちからすり抜けるようにして、できるだけ早く 大阪を脱出して地元へ避難していたくらいです。
今年は天満に住む友人から「船に乗って花火と祭を鑑賞しましょう」とお誘いを受け、大川に船が行き交う船渡御(ふなとぎょ)を間近で見ることにいたしました。

彼ら地元の人にとっては、仕事もすべてオフにして家族総出で、お祭に参加するのが習わしになっているようです。
日本三大祭り(大阪の天神祭、京都の祇園祭、東京の神田祭)として日本を代表するお祭であり、大阪の生國魂神社の生玉夏祭、住吉大社の住吉祭と共に大阪の三大祭りのひとつでもあります。
お祭りというのは神事ですからおごそかではありますが、1000年も続く天神祭は、豊臣秀吉が大阪城を築いた頃には船渡御の形が整のい、天下の台所と言われた元禄時代以降、浪速の繁栄のシンボルとなっていることもあり、力強く華やかでもありました。
船渡御で船が行き交うときには、必ず大阪締めをします。
大阪締めとは、日本古来の風習でものごとが無事に終わったことを祝って関係者が掛け声とともに打つ手拍子です。
「打~ちましょ」で手拍子2回(チョン、チョン)、「もひとつせ~」でさらに2回、最後に「祝おうて三度」でチョチョンガチョンと手拍子をして締めるのです。
この大阪締めは、経済人の 会合など、いまだに浪速商人の間では欠くことのできない習慣でもあります。
数えきれないくらいの船と行き違うため、乗船している2時間半、大阪締めで手拍子をし続けて、船を降りる頃にはさすがに手が痛くなってしまいました。
「あの船は神様が乗ってはるから、手拍子はしたらあかんのやで。二礼二拍手一礼でお辞儀するんやで!」と地元のナビゲーターに教えてもらいながら、わずかに垣間見た歴史と現代の楽しみ方を融合させた天神祭の時間を過ごしました。

それにしても、人々の熱気と陽の沈まない夕暮れの暑かったこと。
そして、日本古来のお祭も 外国人観光客の方がとても多かったことが、今の大阪を象徴しているようでした。
さぁ、パコムの25期の最後に大阪締めができますように♪