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レター内容

2014年05月09日(金) | お知らせ

パコムからのメッセージ【5月】

2014年5月
 
パコムからのメッセージ【5月】
 
新緑の美しい5月になりました。毎年のように、新芽の黄緑には生命力と躍動感を感じて嬉しくなります。風も爽やかで、本当に気持ちの良い季節です。
さて、4月の半ばに起きた韓国でのセウォル号の沈没には、本当に胸の痛い思いをいたしました。
未来ある高校生たちの命が消えてしまったことは、海を越えて人々の哀しみとなりました。
当初、日本の船、、、という報道があったので、これでまた何か国際的な摩擦につながるのでは、などと心配していましたが、日本の船が韓国へ渡ってからのさまざまなモラルの問題で、この事故が起きたということが判明しつつあります。過積載や安全管理に問題があったと言われています。
もしも、違った判断や適切な避難誘導がなされていたら、これほどの大惨事に至らなかったのでは?と思うと残念でなりません。
まさしく人災に近いということで、船会社のみならず政府の信頼さえ失墜した大事故となりました。
その数日後には、岐阜の高校が、JTBの手配ミスで遠足当日にバスが来ず、遠足が中止になったとの報道がありました。担当営業が手配を忘れていて、怒られることが怖くなって、「遠足を中止しないと自殺をする」などという学生を装った声明文を、担当者が学校へ持参したというお粗末な話でした。
バス11台の手配と言えば、かなり大きな金額になることが予想されます。そのような学校行事に関わる手配を営業担当1人で担っていたのか? 管理者はいなかったのか? JTBほどの大企業なのに、不思議でなりません。しかも学校とは、数回打ち合わせを行っていたというのです。
JTBと言えば、新卒の学生が行きたい企業の上位ランキングに常に入っている人気企業です。
人間なので、誰にでもミスはあります。しかし、上司や会社に隠ぺいするため、そんな稚拙で人に迷惑をかけるような行為に及んだとは、あきれるばかりですが、何故そんなことになってしまったのだろう?と疑問に思いました。
失敗を報告できない社内風土だったのか? かつてミスをしてひどく叱られ報告できなかったのか? 成果主義に基づいた評価制度のためミスは絶対許されなかったのか?
いずれにしても、報告、連絡、相談していたら、JTBが社会的に評価を落とすことにならなかったでしょう。1人の保身のために、企業イメージを大きく損なう結果となってしまいました。
事実を伝える、報告をする、ということが社会人として生きていく中で、どんなに重要なことか、をいくつかの事件を通して痛感いたしました。
パコムでは、中学生の就業体験のために「キャリア授業」を行っています。
その中で一番大切なことは「告・絡・談」という内容を15歳に向けて発信しています。
社会に出て時間の経過した私たち、改めて学び直すときなのかもしれません。
そして、うっかり忘れなどのミスをしないように、脳トレーニングでも始めましょうか!?