ページの先頭へ

レター内容

2014年09月10日(水) | お知らせ

パコムからのメッセージ【9月】

2014年9月
 
パコムからのメッセージ【9月】
 
9月1日は防災の日。
今年、8月は、特に台風や豪雨の災害が多かったように思えます。
また、大阪では8月に猛暑日が一日も観測されなかったのは21年ぶりだそうです。そういえば、昨年に比べると暑さが違っていたかもしれません。
土日ごとに大雨で、行楽地に繰り出す人たちも激減したでしょうから、海や山での夏のみのお商売の方たちには、大打撃だったことと思われます。
「天災は忘れた頃にやってくる」どころか心の傷が癒えぬ間にやってきました。
広島、丹波と西日本の被害は甚大でしたが、天災だからどうしようもない、と思う反面、何故、早くに避難ができなかったのかと悔やまれる場面もたくさんあります。
人は自分が危機的状況にあっても避難行動ができない場合があります。
避難行動における心理的特性というのを調べてみました。
それは、異常事態に遭遇しても「こんなはずはない」と思ったり、危険が予測されても「自分だけは大丈夫」と、自分にとって都合の悪い情報を無視したり過小評価してしまう心理が働きます。それを『正常性バイアス』と言うそうです。または『正常化の偏見』とも言います。強いストレスはできるだけ避けたいという心理が働き、無意識のうちに危険を見て見ぬふりをしてしまいます。つまり、本当に危険な状態でも「危険だ!」と思わないようになってしまうそうです。
また、一方で逃げるほど大変なら周囲の人が大騒ぎするだろう、とりあえずみんなの動きに合わせておこうという心理を『多数派同調バイアス』と言うようです。周囲に人がいると、「皆でいるから」という安心感で緊急行動が遅れる可能性があります。自分だけが違う行動を取りにくいため、結果として逃げるタイミングを逸したりします。
しかしながら「多数派同調バイアス」が良い方向に向いて、集団で避難することができることもあります。
災害のパニック時に「冷静になれ」というのは難しいことでしょうが、「自分の心理にバイアスがかかっている」と気づくことができれば、理性の力で行動をコントロールでき、適切な行動を取ることができます。
災害時のみならず、私たちは心にバイアスをかけることなく、日常生活を送れるようになりたいものです。
さぁ、食欲の秋に向けて、さらなる体調管理を♪