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レター内容

2016年12月09日(金) | お知らせ

パコムからのメッセージ【12月】

2016年12月
 
パコムからのメッセージ【12月】
 
このメッセージが、今年最後のレターとなります。
毎年、1年の経つのが早いと思ってらっしゃるあなた、それは新しいことを経験することが少なくなった証拠だそうです。
子供の頃、1日が長かったのは、毎日、未体験のことが溢れているから、活気的な日々が続き、その先を予測できないから
長く感じたのですって。
今の私たちは、これまでの経験値によって、先を予測する力をつけてしまったので、生活そのものがルーティンになって、
時間の経過が早く感じるのです。
 
実は、四半世紀以上前の話になりますが、集英社の雑誌の懸賞作文に応募してタヒチ旅行が当たったことがあります。
確かお題は「私とLEEとの出会い」だったと思います。
当時の私は、短期の派遣社員をしていて、時間を好きなように使えたので、それに応募してみました。
なんと運良く2000人以上の希望者から10人の同年代の女性が選ばれて、1週間タヒチ旅行を楽しんできました。
タヒチの海は、それまでの人生で見たことがないような美しい海でした。
どこまでも透明で、エメラルドグリーンに光る中、色とりどりの熱帯魚が、まるで絵本から出てきたかのように泳いでいるのです。
そんな感動とは裏腹に、今日から1週間、誰一人知らない中で生活をしていくなんて楽しめるのかしら?と不安にかられていました。実は人見知りな一面を持つ私です(苦笑)。
タヒチでは2人一組のコテージ生活をします。
全く知らない人と、寝起きを共にするなんて、今思えばかなり挑戦的な話です。
その1週間は、シュノーケルをしたり、イルカをウォッチングしにクルーズしたり、と夢のような時間を過ごしました。
「見知らぬ人」という不安もすぐに払拭でき、楽しむことだけが目的の女性10人は、
朝から晩までレクリエーションに興じました。
最終日は、まるで夢から醒めていくシンデレラのような気持ち…。
日本到着と同時に現実にリセットされました。馬車がかぼちゃになった瞬間です。
その時の10人で「10年後にも必ず一緒に行こう」と約束をしたけれど、いつの間にやら、そんな約束も忘れ去り、殆どの人と連絡が取れなくなってしまいました。
当時20代後半の10人ですから、結婚や出産、転勤などあれからどんなに人生が変わったことでしょう。
本当に一期一会の出会いだったことと思います。
ところが、最近になって、コテージで同室だったMさんと、もう1人Kさんから連絡があったのです。   
偶然にも東京事務所の近くに住んでいるという2人と、先日東京で再会を果たしました。
夢から醒めた浦島花子の3人。気が付けば髪には白髪が…。
それでも会えば、顔はすぐにわかり、懐かしい話で盛り上がりました。
何も考えずに楽しいことだけをしていればよかったキラキラの1週間ですもの。
これからそんな時間があるでしょうか? 
親の介護や自分の健康など、気になることばかり…
でも、新しいことに挑戦をして、ウキウキワクワクドキドキの時間を持つことが、人生をゆったり楽しむ  秘訣かもしれません。来る年は、経験していないことにトライする年にしてみたいものです。
 
では、年末年始を迎えますが、体調管理にくれぐれもご自愛されて、2016年の良き締めくくりをなさってください。今年一年、本当にありがとうございました。心より感謝をこめて。