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レター内容

2017年12月07日(木) | お知らせ

パコムからのメッセージ【12月】

2017年12月
 
パコムからのメッセージ【12月】
 
街中にクリスマスソングが流れる季節になりました。
いつもながら、1年の早さを痛感しています。皆さんにとってどんな年だったでしょうか?
 
この1年に新しい彼や彼女との出会いや、新しい仕事に就いた人もおられたことと思います。
どんなことでもスタートしたときは、熱い想いでいっぱいになりますよね。
新しい恋が始まったときは、毎日がうきうきわくわくのはずです。
人は恋をすると脳内に「フェニルエチルアミン」という物質が分泌されます。
この「フェニルエチルアミン」というのは、気分を高揚させ、多幸感や感情の高まりをもたらします。
恋しい人のことを考えると眠れない、幸せな気持ちになりどきどきする、そんな経験は どなたにでもあることでしょう。
しかしながらこの状態が長時間継続するとからだに負担がかかってしまいます。
幸せなドキドキも、ジェラシーになって心に負担をかけたり、恋人からの連絡がないだけで落ち込んだり、眠れなくて体調不良になったりするかもしれません。

そこで脳はこの「フェニルエチルアミン」の分泌期間を最大3年程度とプログラミングしています。
この3年が経過すると相手に対してドキドキしなくなったり、強い高揚感を得られなくなったりして、熱い恋が冷めてしまったような気がするのです。

では、3年経つと2人の恋愛は終結するのでしょうか?
 いいえ、そうではありません。

最大3年で「フェニルエチルアミン」の分泌は終了しますが、次に「オキシトシン」という物質が分泌されます。
それは安定感や相手を守りたいという穏やかな感情を作り出す脳内物質です。
なかには「オキシトシン」が分泌される前に、関係が終わってしまう場合もあるでしょうけれど、うまく移行できれば2人の関係は長期に亘って継続するということです。

これは恋愛のみに限ってではないと思っています。
集中する趣味や仕事に関しても、同じように考えることができます。
中学や高校で3年間集中したクラブ活動が、生涯の趣味になって人生を支えていることもあるでしょう。
私の友人は大学時代に朝から晩まで映画を見続けて、今は映画の仕事に就いています。
人が無我夢中で集中できる時間は、3年程度だというのです。

そうしていずれは、穏やかに向き合うことができる環境に落ち着くのです。
熱い想いだけでは、人生も疲れてしまうので、「オキシトシン」の作用で安定感を持って過ごしていきましょう。

皆さま、穏やかに良いお年をお迎えください。
今年1年間、ありがとうございました。心より感謝をこめて。