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レター内容

2018年09月11日(火) | お知らせ

パコムからのメッセージ【9月】

2018年9月
 
パコムからのメッセージ【9月】
 
9月は防災の日からのスタートです。
6月から毎月のように大きな自然災害が日本列島を襲っています。
命の危険を感じる猛暑が連日続き、地震、豪雨、台風と特に関西は直撃です。
交通機関も早め早めの対応をするようになり、全く台風の気配のない時間帯から運休して混乱を招かないようにしています。
それにしても、そのために後回しになる業務も多く、経済的な損失はいかばかりかと心配になります。
百貨店の催事の初日がなくなり、予定がずいぶん狂い、スタッフの皆様にもご迷惑をおかけいたしました。
 
さて、先日「ちびまる子ちゃん」の作者、さくらももこさんが8月15日に乳がんで亡くなられました。
「サザエさん」や「ちびまる子ちゃん」など日曜の夕方の番組は、月曜からの仕事や学校のことを考えてプチブルーになりながらテレビを見ていた人も多いでしょう。
「ちびまる子ちゃん」は、集英社の「りぼん」という雑誌で1986年8月から掲載されました。
すでに32年もの月日が流れています。
テレビ放映に関しては1990年から2年ほど放映したのち1995年1月から現在まで継続しているそうです。
まさかこんな長期に亘って、放映されるとは作者も思っていなかったようで、最初は作者の体験に基づくエッセー風だったのが、次第にフィクションに変わっていったようです。そのため、ももこさんが小学3年生だった頃には実在しないものも映像の中では出てきたようです。
何の大きな事件もない、ごく普通の毎日が淡々と描かれている中に、昭和の時代のありきたりの幸せが詰まっていた漫画でした。どこにでも存在しそうな一家だからこそ共感を持って見ることができました。高度経済成長の時代で、だんだんと世の中が良くなっていく背景だったこともほんのり幸せ感を感じることができるのでしょう。
まる子の正義感の強いところや、おじいちゃんの戦争体験の話など社会派的な要素も加味されて、単に漫画というだけに留まらず人の心に訴えかけるなにかがあったと思います。

30年もひとつの漫画が愛されるなんて、それを生み出したクリエーターたちに敬意を表したいです。
ほっこりした時間を与えてくださりありがとう♪
私たちはクリエーターではないけれど、誰かに何かを残せるように生きていきたい、と感じた秋の始まりでした。