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レター内容

2018年12月28日(金) | お知らせ

パコムからのメッセージ【12月】

2018年12月
 
パコムからのメッセージ【12月】
 
今年は秋が暖かく、初冬の気配を感じることなく師走がスタートしておりました。
先月の連休に紅葉の見納めとして、女友達と一緒に近場の山を登ってきました。
兵庫県には天空の城で有名な竹田城がありますが、その近く丹波市にも黒井城と言って山頂にお城があります。
黒井という地名ですが赤井氏が勢力を持った地で、春日局の生まれた町です。
お昼ごろの登頂でしたので、雲海には遭遇しませんでしたが、丹波地方の刈り取りが終わり整然とした田んぼが延々と続く光景に秋が終わったことを感じました。
それにしても、こんな山頂に築城した城主に仕えた人々は毎日この登山をしていたのか?と思うと少し気の毒になりました。
 
翌朝は鬼退治や百人一首でも有名な京都の大江山へ登ることになり、10時過ぎに大江山の中腹まで車で登ると冷え込みが厳しい朝でしたので、運よく雲海を見ることができました。
深い雲の合間から丹後地方の山の山頂だけが浮かび上がり、何とも幻想的な時間を味わいました。

「大江山いく野の道の遠ければ まだふみも見ず天橋立」

皆さんも子供の頃にかるた取りに興じたことはありませんか?この歌は小式部内侍という女流歌人が詠んだ歌です。
今なら大江山から天橋立は車なら数十分で行ける 距離ですが、平安時代であればいかほどの時間がかかったことでしょう?
いく野の道には「生野」という地名と「行く野」が掛け合わせてあります。「ふみも見ず」は、「文=ふみ」つまり手紙と「踏み」の解釈があります。
ということで技巧をこらした秀逸な歌だと言われています。
単なる山登りではありましたが、いにしえの時間を感じるひと時でした。
 
ちなみに大江山のふもとには「元伊勢神宮」と言う立派な神社があります。
お伊勢さんは元々、京都にあったという説があり内宮も外宮も五十鈴川もあります。
重県のお伊勢さんには、参拝客が大勢お参りに行くのに京都の元伊勢神宮は閑散としています。
悠久の流れとともに事実はどうなったか確認してみたいですね。
宇宙へ旅行できる時代、過去にも旅行ができるようになったらどんなにか楽しいでしょう。
さぁ、また歴史の時間が変わります。
平成最後のクリスマスと年の瀬、年明けが心に残る時間でありますように。
今年も一年、ありがとうございました。
ご縁のあった皆様に心より感謝を込めて。