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2020年02月18日(火) パコムレター

パコムからのメッセージ【2月】

2020年2月

 

パコムからのメッセージ【2月】

 

1月末からのコロナウィルスによる新型肺炎の話題が至る所でもちきりです。

パコムのお取引先の企業様でも、感染はしていなくて海外旅行から帰国した方を自宅待機させるなどの措置を取られ、人員不足でシフトが回らなくなった職場もあります。

そんな中、急遽、ヘルプしてくれたパコムのスタッフも何人かおられました。

こんな事態の時に助けていただき、本当にありがとうございました。
 

こうして仕事というのは、人が人を助けて、お互いに支えあって、成り立っていくものです。

しかしながら人間関係というのは、いつも気持ちよくスムーズにいくものではありません。

皆さんは『シャーデンフロイデ』という言葉をお聞きになったことがありますか?

ドイツ語で「相手が不幸になるのを喜ぶ気持ち」を意味します。人の不幸を聞いて快感を覚える、よくあることでしょう。
「私にはそんな感情一切ないわ」という方がおられたら羨ましい限りです。

友達がテストで失点をして、自分の点数の方が高かったら安堵の気持ちになるし、憧れの人の前で恋敵が失態をやらかしたら、心の中で失笑してしまうなんて誰にもあることでしょう。
スキーの検定試験の時には、前走者が転んだりするとほっとしたものです。
芸能人の不倫が発覚した途端、その人の音楽や芝居を否定したりコケおろしたりするコメンテーターも多くいますよね。

 

こうして誰の心の中にも「ざまあみろ」とか「いい気味だ」などと意地悪な感情が存在しています。

「シャーデンフロイデ」の感情が起きる原因は「嫉妬心」と「復讐心」だと言われています。人は異分子を攻撃すると快感を得るものなのです。
とても醜い感情ですが、「そんな私は最低だ」と嘆く必要もありません。
自信がなかったり、勇気がなかったりする自分を責めるのではなくて、他者も私と同じだという安心感を抱く感情のひとつなのですから。

だからといって放置していては意地悪な嫌な人になってしまいますから、気づいたらそのエネルギーを違う方向へ向けてポジティブに考え、目線をずらせて自分の得意分野に自信を持つなどを心がけてみましょう。

そして、一呼吸おいて、相手の立場に立って考えてみたら、違う景色が見えてくることでしょう。

皆様、くれぐれも十分な手洗いとうがいをして、栄養つけて免疫力アップを心がけてくださいませ♪