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2023年05月09日(火) お知らせ

パコムからのメッセージ【5月】

2023年5月

 

パコムからのメッセージ【5月】

 

ゴールデンウィークが明けたら、あっという間に五月も半ばになります。

GW中に石川県珠洲市の震災があり、被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。

震災後は大雨が降り、土砂災害の心配もある中、不安な日々をお過ごしだろうと思います。

 

そして5月8日には、3年に及ぶコロナウィルス感染症に関する扱いが「2類相当」から「5類」に移行いたしました。
5類感染症とは、感染症法が定める感染症の5類型のひとつで、重篤性や感染力が総合的にみて危険性が最も低いものという位置づけになります。
あらゆる規制が変わりますので、確認をしながら進めていく必要がありますね。
ウィルス自体は、変異を続けているとは言うものの3年前の未知との恐怖からは少し解放されることを願います。

パコムでも社内の感染防止の貼り紙が撤去されて、ちょっとすっきりした気分になりました。

3年前の今頃は、アベノマスクも到着せず、マスク不足で国民がパニックになったことは、記憶に新しいことでしょう。
本来使い捨てのマスクを毎日洗ったり、手作りしたりしながらこの3年間、バッグの中には数枚のマスクを持ち歩く日々でした。

さて、ようやくマスクも「原則不要」という見解に至りました。
『個人の判断』に委ねるという政府姿勢での「マスク不要」です。
マスクをすることによって女性はお化粧も手抜きにしてしまった感がありますね。

 

先日行われたKさんの店長としての社員面接での話です。
面接官に「チームにコミュニケーションが取りづらい部下がいたらどのようにオペレーションするか?」と質問されました。
彼女は自分の部下のスタッフとの行き違いを思い出し、経験談を話しました。

その際に「まずマスクを外してください。お互いの顔全体を見て話合いましょう」と言ってマスクを外してもらったそうです。
部下の女性は「マスクをしていたら表情もわかりづらいので、つい口から無責任な言葉を発してしまった」と自分の言動を反省されたようです。

目は口ほどに物を言う、ということわざがありますが、口元の表情もとても重要な要素です。

昨年、聴覚障害の方とやり取りをする機会がありましたが、コロナでマスク着用のため、口話ができなくなり就労の機会を失ったと嘆いておられたことが、心の中に澱として残っています。

子供たちの情操教育の欠如や、思春期の人たちが顔の見えない世界を当たり前と思う事はとても恐ろしいことです。
私自身は、相手の顔を見て話しをしたいとは思っていますが、免疫力のない方に接する時などは、未だマスクが必要でしょう。
これは『個人の判断』というより、マナーでありエチケットの問題のように思います。

相手を思いやる優しさやマナーがあれば、規制に縛られなくてもよいかもしれません。

気を許すことなく、今まで通りの自分自身の感染症対策はしておきましょう。