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2016年11月15日(火) パコムレター

パコムからのメッセージ【11月】

2016年11月
 
パコムからのメッセージ【11月】
 
11月に入り、急に寒くなってきました。
さて、ご承知の方もいらっしゃるかとは思いますが、パコムは派遣や職業紹介以外に行政の就労支援事業にも携わっています。数年前から取り組んでいるのですが、今回は、初めて39歳以下の女性のみの「しごと塾」というセミナーを実施いたしました。10人の申込みのうち4人が子育て中のママです。
若いママたちは、昔のような地域のつながりが無いところで生活している方もおられるため、同世代の人たちと仕事についての話をする機会がなかったと言います。
久々に同世代の女性とディスカッションしたり、講師の人たちの生き様に耳を傾けたりしながら、刺激のある1週間になったと言ってくれました。
1人で悩んだり考えていると思い込みもあって、狭い範囲の中で物事をとらえがちです。
出産前はバリバリ働いていた女性ほど、これからの目標も高いので、今からできる仕事とやりたい仕事に乖離が出て動きがとりづらくなっているな、と感じました。
国が推奨する「女性の活躍」という言葉が、あまりにも先走っていて、現実に追いついていないのではないか?とさえ感じるのです。彼女たちは「やりたいこと」より時間的、地理的な条件が優先していて仕事の内容を選ぶことはかなり困難になっています。当然「正社員」志向も強いので、他の働き方を 理解していなかったりします。
少しずつできることを広げて、何年か先にゴールに到達するように準備していってもいいでしょう。

「レジューム・チェンジ」という言葉があります。既成の概念を超え、規範や価値観にとらわれない ように発想を転換する、という意味です。ちょっと頭の体操をしながら、視点を変えてみましょうか? 
発想の転換をするには、
①外見を変えてみる。
②異質(ヘテロ)な人と付き合う。
③他人の知恵を借りる。

ヘアスタイルを変えたり、普段着ない洋服を着てみたり、外見を変えるのは一番簡単です。
また異質な人と付き合う、というのは、自分で意識しない限り、気の合った人たちだけで固まりがちです。 
仕事で知り合った人、異業種の人、そんな人ともコミュニケーションをとってみたら、何か得られるものがあるかもしれません。他人の助言も受け入れて、新しい自分に気づいてみましょうか。
 
さて、先日「湯を沸かすほど熱い愛」という映画を観に行ってきました。
小学校時代の同級生がその映画の配給会社をしています。
彼は映画好きが高じて、映画を仕事にしたという幸せな人です。
今回の映画は「母と娘」という永遠のテーマをあらゆる角度から描写しています。
血縁関係に拘らず「母」という存在について考えさせられる映画でした。
主役の宮沢りえさんには、お得意様のレセプションでお目にかかりましたが、そのあでやかさとはうって変わって「おかあちゃん」の役柄も彼女そのものとして体現されていました。
ちょっと涙します。
出来る時に出来る親孝行しておきますか。
秋深くなります。読書、映画、音楽などで自分へのインプットしておきましょう♪