NEWS

2017年07月06日(木) パコムレター

パコムからのメッセージ【7月】

2017年7月
 
パコムからのメッセージ【7月】
 
7月に入ってからの猛暑で、皆様、体調を崩されていませんか?
今年もあっという間に半分が過ぎてしまいました。

7月2日は、東京都議選、そして私の地元、神戸では知事選挙でした。
私は、当日の予定がわからなかったので念のために期日前投票に行きました。
1人で投票所へ行くのが、おっくうになる母も同行して行きました。
83歳の母にとって生まれて初めての期日前投票だったらしく「天国にいるお父さんへの土産話にせなあかんなぁ」などと言って、初体験を楽しんでいたようです。
母は「まぁ、そこまでして参加する必要があるのかな?」と言っていましたが、せっかく与えられている選挙権ですから、きちんと行使する必要があるわけです。
 
古代ギリシャやローマの都市国家では、市民は民会に参加し市民の参政権は最大に保障されていました。
といっても、市民権を持つ父親から生まれた男性のみということでしたが…。
日本においては、1889年(明治22年)に25歳以上で国税15円(当時小学校の先生の初任給が8円位)を納める男子のみに選挙権が与えられていました。国民の1%にあたる45万人にしかすぎません。
その後、1925年(大正14年)に男子に普通選挙権が、戦後の1945年(昭和20年)に20歳以上の男女全てに選挙権が付与されました。女性の選挙権に関しては戦後からのわずか70年程度の歴史しかないわけです。
そして昨年には、18歳の男女に選挙権が引下げられました。
私たちは、日々生活をしていて「あれ?おかしい?」と疑問に思うことや、私たちが納めた税金を理解のできないことに使っている政治家や自治体を見極めていかなければいけません。

会社勤めだと給与天引きなので、ついつい鈍感になりがちですが、私たちが働いて得たお給料の中から納税しているので、私たちの将来のためになることに税金を使って頂きたいものです。
今回の都議選に限って言えば、投票率は51.28%。前回より7ポイント上がったそうです。
それでも半数の人しか参加していないわけです。
今回は自民党が歴史的な惨敗とも言われ、何かしら流れが変わっていくかもしれません。
まずは、都議会ですけれど、女性の活躍には目を見張るものがあります。

パコムで活躍してくださる方の殆どが女性です。
良い意味で「したたかに」「しなやかに」「しとやかに」生きていきたいものです
「したたかに」
は、褒め言葉ではないように思いがちですが、粘り強く他からの圧力に屈しないという意味を持ちます。
また「しなやかに」は、弾力があってよくしなる、ということですから、状況の変化に対応できることです。これから必要な力でしょう♪ 
「しとやかに」は、お淑やかで女っぽいことを売りにするのではなく、品格があり存在感があるという意味に理解してください。

7月で22期が終わります。
企業としても「したたかに」「しなやかに」「しとやかに」生き残れるように努力をしてまいります。