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2018年08月15日(水) パコムレター

パコムからのメッセージ【8月】

2018年8月
 
パコムからのメッセージ【8月】
 
暑中お見舞い申し上げます。
今年は異常な暑さと言われていますが、皆様元気にお過ごしでしょうか?
さて関西では6月の地震に続き、7月に大雨、台風とかつて経験したことのない甚大な自然災害に見舞われました。被害に遭われた方々へ心よりお見舞い申し上げます。
 
毎年ながら、8月はパコムにとって期首の月ということで、少し気持ちを新たにこのメッセージを作成しています。
8月より24期がスタートいたしました。
今年度は、平成最後の年ということになります。
パコムは先代がすべての書類を西暦に準じるということにしておりましたので、基本的に書類の作成や管理は西暦にしています。
が、行政の入札書類や報告書は殆どの場合、元号を用いるようになっています。

元号とは特定の年代に付けられる称号のことで「年号」と呼ばれるときもあります。
古くは王の即位から年を数えるということに始まり、日本をはじめアジア東部における紀年法の一種です。
もとは中国から始まり、日本では645年の大化が初の元号です。本来は統治者が交代することによって元号が変更されたわけですが、これは、空間のみならず時間をも支配するという思想に基づいています。
慶応4年に明治元年に改元した際に、天皇1人にひとつの元号ということが定められました。
私の祖母は明治生まれでしたし、叔父は大正生まれ。私の家族は全員昭和の生まれです。周囲の平成生まれの人も社会人になっていますから、4つの元号の時代に生きた人と関わってきました。

さて、次の元号は何になるのでしょう? 
興味あるところですが、長き歴史の中で元号に使われた漢字は何と72字しかないそうです。「永」が最多の29回。続いて「天」「元」が27回です。しかも21字は10回以上使用されているということで、限られた漢字しか採択されないのは何かわけがあるのでしょうか?
調べてみたら私の名前の一字「貞」も過去に数回使われていました。「貞永=じょうえい」とか「貞応=じょうおう」という元号がありました。
再び使われることになったら感慨深いなぁと単純な私です。

その一方で個人的には、世の中の流れがグローバルにということであれば西暦に統一して、煩雑化することを軽減してもいいのかな?と勝手な思いもあります。現在元号を使用しているのは日本だけだそうです。
できれば簡単な漢字にしていただければ有難いですね。
 
まだまだこれから夏本番。どうぞくれぐれもご自愛くださいませ。