2019年02月12日(火) |パコムレター
パコムからのメッセージ【2月】
2019年2月
パコムからのメッセージ【2月】
立春を過ぎると春もすぐそこ、という気分になってきます。
先日は、仕事で徳島県の上勝町という町へ行き、つつましやかに咲く紅白の梅の花を楽しんで、里山に訪れたのどかな春を感じてまいりました。
10年ひと昔という言葉がありますが、2009年2月7日にパコムの創設者でもある父が亡くなってから早や10年の月日が経ちました。実感がないくらい早かったように思います。
2008年のリーマンショックのあおりを受けて2009年からの弊社の事業は急速に冷え込んだため、この先どうなるのか?と思いながらも、気づけば10年。
2007年にアップル社がアメリカでiphoneを発売し、2008年にはソフトバンクが日本でiphoneを販売しました。
そして10年あまりの期間に、私たちの生活にスマートフォンが欠かせないものとなりました。
その間、自動運転が可能な車やお掃除ロボットなどが当たり前のように私たちの生活の中に入り込んできました。
今や私たちは、電車の乗り換えも天気も予定もすべてスマホに頼っています。
仕事を探すのもほしい物を手に入れるのも、もちろんスタッフの皆様とつながるのもこの小さなスマホだけで事足りる時代になってしまうなんて、愚かな私には想像できていませんでした。そしてこれから訪れる本格的なキャッシュレス決済の時代。
私の考える時間の流れ以上にあらゆることが早く実現していき、不思議な気持ちになるのは私だけでしょうか?
亡き父は昭和一桁生まれではありましたが、新しいものを取り入れる力はとても逞しい人でした。
64歳で起業してからパソコンを習い、HPを創り上げ、病床にいてもメールで連絡をしてきました。
銀行口座もネットで管理していました。
変わらなきゃいけないこと、捨てないといけないもの、たくさんあるのにまだまだ右往左往している自分が情けないです。断捨離は身の回りの洋服や家具だけでなく、頭の中、心の中の断捨離も必要になってきました。
さぁ、春に向かって身も心もスマートになることを目指していくとしましょうか。